工場に宅配便で衣類が届くと、まず点数の確認をします。取り外しできるショールやベルトは、場合によって1点としてカウントされ、追加料金が生じることがあるそうです。

今回私がお願いした「せんたく便」は、1点につきたった525円。ネットで得た情報では、1点の超過で1000円以上加算されることもあるようですから、万一の場合でも、お得感を損なうことはありません。

服が戻ってくるまでの流れ

梱包点数の確認後、服の状態や、ポケットの中などを入念にチェックします。受付カウンターがあれば、その場でお客さんに尋ねることができますが、宅配ですから、確かめることができません。その分、神経を使って入念に確認するそうです。

シミがあったら、クリーニングの前に最新の機械を使って念入りにシミ抜きをします。ベテランの職人さんは、シミの種類などによって使う道具やシミ抜き剤を的確に選び、すばやく処理します。この「匠のシミ抜き」、なんと、サービスなんだそうです(!)

ドライ処理が終わると、機械処理と手作業を組み合わせてアイロンや蒸気で美しく仕上げられたのち、持ち主に戻ってきます。

専用バッグで返送された洋服の状態

せんたく便の場合、きっかり5日で、無事洋服が戻ってきました

軽い素材で出来たアタッシェケースのような青く四角いバッグを開くと、表面に乗っていたのは段ボールの板。宅配クリーニングの専用バッグは、補強されていないタイプが多いのですが、せんたく便のバッグは四方をしっかり補強されていて、外圧で潰されたり片寄りを起こすこともなく服が収まっていました

洋服は一着ずつ、シワにならないよう丁寧に畳まれた上でビニール袋で梱包されています。袋を開け、ハンガーにかけてから、手触りを確かめてみました。

コートもジャケットも、買ったばかりのような光沢が戻っていましたし、気になっていたダウンジャケットの水性シミも消えていました。少ししぼんだかな?と感じましたが、吊るしているうち、徐々に元のフワフワ感が戻ってきました。

また利用したくなる真心のサービス

バッグの中には、宅配システムの説明など、何種類かの書類が同梱されていました。その中に、手書きのイラストに手書きの文字で書かれた、工場長さんのメッセージがありました。

「やわらかな春の日差しがうれしい季節になりました。…お客様からお預かりさせていただきました商品を、一点一点心を込めて仕上げさせていただきました」

短いお手紙でしたが、ほんわかと温かい気分になりました。

ちなみに、普通に5点を店舗に頼むとヨシハラクリーニングに頼むと6350円。せんたく便で頼んだら、3592円!「こんなに安くしてもらってドーモスミマセン!」と思わず手を合わせたくなるほどでした。

もちろん、次の季節にも利用させていただくつもりです。今度はシワの心配がないハンガー返却の「せんたく便DX」にしてもいいかな、と考えています。